ウィスキー新興国ベルギーの人気ボトラーであるアスタモリス社
代表のバート・ブラネル氏が選ぶウイスキーは、繊細かつデリケートな味わいが特徴です。
今回紹介するジンは、そんなアスタモリス社が独自のレシピで製造し、ウイスキーに使われていた樽で9ヶ月熟成します。
樽熟するジンは珍しく、樽由来の琥珀の色合いと複雑でまろやかな味わいが楽しめます。
そんなジンの名前は、、、
英語で普通じゃないは「No ordinary」なのでそのままNo Ordinary Gin!の頭文字で
「NOG!」がこのお酒の名前
あるバーショーで、樽熟する前のジンを披露したところベルギーカクテル界の重鎮、ベン・ベルマンズがこのジンをとても気に入り「まだ樽で熟成していない、このまっさらなジンをそのまま発売するべきだ!」と主張したと言います。
このNOG!になる前、樽熟成する前のお酒の名前はスピリッツの日本語訳の「魂」です(バート氏は日本好き)。
樽に入れる前の透明なこのジンは薬草っぽい感じが控えめで、その代わりオレンジっぽい柑橘の香りや甘さを強く感じられ女性に受けそうな味わい
そんな美味しいジンをウィスキー樽で熟成させたNOG!はトゲトゲしさがなく、フレッシュさと樽由来の甘みが心地よく同居するウィスキーファンにも馴染みやすい味わい
今回紹介した2本を並べると樽熟前と後の飲み比べが非常に楽しい経験となりますよ